血の流れって大切って言われているけど実際にはどうなの、痛みと血流について
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青森市の子宝カウンセラー「シロクマ」です。
最近良く目にするのが血流です。
では、実際に血流ってどんなことなんでしょう。
人間は1つ1つの細胞が生き生きと活動するために大切なコト。
みんな知っていますよね。
それは新鮮な血液が身体のすみずみにまで巡っていることです。
漢方では血にかんする言葉が多いんです。
お血って聞いたことありませんか?
漢方(中医学)では血液が汚れたり、流れにくくなった状態を中国漢方では「お血」と呼んでいます。
血の流れは、全ての病の原因になるとして、私は意識しています。
お血によって引き起こされる症状のトップが「痛み」。
長く続く痛みや慢性病には、ほどんどの場合お血(血の滞り)があるんです。
血の流れに問題がある場合、湿気や冷えなどの邪気が身体に侵入すると、部分的に血行に悪い影響が出ます。
流れが悪い部分が冷えたり湿ことで、その部分に老廃物質が溜まります。
この老廃物は発痛物質(痛みを引き起こす物質)になり、神経を刺激して痛むんです。
古い諺に「不通則痛(痛ぜざればすなわち痛む)」と言われています。
青森の寒い季節がやってきた
冬というと痛み。
神経痛やリウマチにとってつらい季節がやってきます。
こうした痛みに対して、中国漢方には「舒筋丸」という処方があるのですが、原料の虎の骨(虎骨)がワシントン条約のため輸入、販売ができないんです。
でもスゴくイイ処方なんです。
舒筋丸の中に含まれる当帰・川弓・紅花などが関節各所や全身の血の流れをよくすることで、発痛物質を取り除いてくれるんですよ。
中年以降の神経痛やリウマチによる痛みや慢性化した痛みには、腎の衰え(腎虚)が関係していることも多いんです。
漢方(中医学)でいう腎の働きには、生殖や水分の調整・排泄作用と同時に、カルシウム代謝も含まれています。
そう「骨」。
腎が衰えると、骨が折れやすい、足腰が痛むといった骨の異常が出やすいんです。
舒筋丸には補腎強壮作用にすぐれ、骨の強壮剤とされている虎骨や鹿茸などの動物性生薬も配合されていたんです。
ということで、舒筋丸は手に入らなくても、考え方さえしっかりと分かっていれば、漢方には沢山の商品がありますので、相談して頂ければ、対応できちゃいます。