熱中症と勘違いして水分の摂りすぎで体調を崩す前に知っておくべき夏のスイカについて
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青森市の子宝カウンセラー「シロクマ」です。
個人的には、
夏と言えばスイカです (^0^)
みんな気になる熱中症。
暑すぎて、汗がダラダラ、カラダの中は水分不足。
中医学(中国漢方)では、水分のコトを津液(しんえき)といいます。
この津液(水分)が不足して体に潤いのない状態を陰虚というんです。
なんとなく、専門家になった気分でしょ(^0^)
この陰虚(いんきょ)状態は口の渇きに加だけでないんです。
熱中症の症状に近い症状が現れます。
のぼせ、ほてりなどです。
これらの症状を中医学では虚熱症状といっています。
ここで、問題になるのが水分の取り過ぎです。
この様な症状の場合、腎機能が弱っている場合が多いんです。
腎機能が弱っているのに、大量の水分をカラダに入れると余分な水分(水湿)が体内に溜まります。
尿の出が悪く倦怠感やむくみなどの症状が現れてきます。
ここで、カラダのパラドックス、そう矛盾が生じます。
汗をかいて潤いが不足しているのに、不要な水湿がカラダに溜まっている状態。
この矛盾を解決するのに「スイカ」(西瓜)がいいんです。
スイカはカラダを潤しながら、利尿作用によって水湿を取り熱を冷ます作用があるんです。
つまり、相反するカラダの状態を正常にしてくれるんです。
やはり季節の食材は、その季節に食べるのが健康のためなんですよね。
漢方薬で手軽に
最近のスイカはスゴく甘くて糖質が多いんです。
そこで、手軽に漢方薬を使うのが便利。
スイカと同じように体を潤し、余分な水湿や熱を取り除く漢方薬に瀉火補腎丸があります。
体液の消耗を地黄(じおう)・山茱萸(さんしゅゆ)などの生薬で補い、体液不足から発生した虚熱を牡丹皮、知母(ちも)・黄柏(おうばく)で、水湿を茯苓(ぶくりょう)・沢瀉(たくしゃ)などで取り除く補腎(腎の強化)薬です。
糖尿や高血圧にも注意してね
体液不足による虚熱症状(脱水症状など)と余分な水分の停滞(むくみなど)が同時に現れる場合、糖尿病、高血圧、慢性腎炎などにも注意して欲しいんです。
これらの症状にも瀉火補腎丸を使うことがあります。
自己判断はチョット待ってください。
まずは、相談してくださいね。