新年を楽しむために「七草」風習や習慣には漢方的理由がある
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青森市の子宝カウンセラー「シロクマ」です。
大晦日
雪は積もっていますけど、降っていません。
意外と気持ち良いお天気。
今日も、スタバでブログを更新中 (^^)
どれだけ、スタバに来ているんでしょう。
ほぼ、毎日。
全国、スタバの旅?
やはり、記憶に残ったのは、弘前市と神戸市。


どちらも、歴史的な建造物。
静かな時間を過ごせます。
読書には最高かも。
今回は、お正月を漢方的に考えてみました。
習慣という健康法
今では、あまり食べることが無くなったけど、言葉だけは知っている
七草
日本には、正月の七日に七草粥を食べる習慣があるんです。
七草粥は屠蘇酒(とそしゅ)と同じように、もともと古代中国に生まれた習慣です。
後年、日本に伝わったそうです、このへんはチョット曖昧 (^^;)
ここで大事なのは、七草は7種類の草というのは、スグに分かりますよね。
でも、種類は?
健胃、消化促進作用のある、セリ、ナズナ、スズシロ(大根)。
7種類のうち3種類が消化を助けるって、おせち料理や餅の食べ過ぎなどによって疲れた胃腸を整えるための、生活の知恵として習慣になったんだと思います。
大好きな「餅」
正月と言えば「餅」\(^o^)/
とても栄養豊富なんですが、粘り気があるため脂肪類と同じように消化しにくいんです。
でも、ついつい食べ過ぎちゃうのが年末年始の「餅」。
消化しにくいのですから食べ過ぎると胃腸の働きが低下しちゃいます。
漢方(中医学)では痰や湿(病理的な水分)の原因になっています。
さらに、さらに、、、
青森だと、親戚、兄弟、友人などがこの時期に帰省せいてきます。
久しぶりに会うのですから、ついつい酒やビールを多めに飲んでしまうことに。
お酒を多く飲むことで痰や湿(病理的な水分)を悪化させることに。
胃腸に湿がたまり、気の流れが停滞すると、悪心、嘔吐、下痢、腹部膨満感、食欲不振などの症状が出ます。
腹部膨満感は、西洋医学では腸内の異常発酵っていいますけど、漢方(中医学)では気の停滞と考えます。
つまり、さきほどの症状への対応としては、余分な室を取り除き、滞った気の流れを良くするようにします。
では、どのように?
漢方(中医学)では芳香化湿薬を使います。
生薬のかっ香は芳香化湿薬。
かっ香を主薬とする漢方薬がかっ香正気散(勝湿顆粒)なんです。
処方名の一部である「正気」って不正の(乱れた)気を正常化するという意味。
今の政治家には是非、飲んで欲しい漢方かも (^^;)
かっ香正気散(勝湿顆粒)は夏場の湿邪による胃腸型の感冒に使われることが多いのですが、年始の食べ過ぎ、飲み過ぎによる胃腸障害にも効果的。
消化剤として有名な「晶三仙」と一緒に使うとさらにラクチンに\(^o^)/
年末年始を楽しんでください。