甘いお茶について質問がありました「甘茶」
|その名も「甘茶」
甘いモンが大好きなシロクマです (^_^;)
ということで、甘い漢方を紹介しますね。
生薬に「甘茶」ってあるの知ってます?
メッチャ甘いお茶。
実は、以外と使われています。
お寺などで行われる「花祭り」。
お釈迦様の誕生日(4月8日)の「花祭り」、灌仏会(かんぶつえ)とも言われるイベントがあります。
これは、お釈迦様の像に甘茶をかけて、誕生を祝うお祭りなんです。
お釈迦様が生まれた時に、天から甘い雨が降ってきたという伝承からきています。
お寺では、参拝者に甘茶を振る舞うのですが、駆虫や、家の中に撒くことで「病」が入ってこないと言われているんですよ。
日本薬局方にも収載されている
医薬品としては、矯味剤(苦い薬物に添加して飲みやすくする)や口内清涼剤として使われています。
勘違いされやすいアマチャヅル
よく、勘違いされるのですが、アマチャヅルとは違います。
「甘茶」は日本特産のユキノシタ科の落葉低木。
ヤマアジサイの変種です。
「アマチャヅル」はウリ科の多年草で植物学的には全く別モノ。
アマチャヅルは生のままでも葉は甘いんです。
効果としては滋養強壮、ストレス軽減として広く使われています。
甘茶を煮出すコツ
実は、甘茶は一度に沢山煮出すと苦くなるんです。(^^)
最初は、少量、煮出して味を確かめながら増やしてくださいね。