エネルギーチャージできるツボを知っていますか?
|温灸のススメ
くすりの厚生会、恒例の温灸講座が10月25日に開催されました。
沢山の方に参加していただき感謝 (^^)
今回のブログは講師の浅野文太 先生が温灸講師としての「コツ」を教えていただきました。
お腹の調子だってツボ次第
腰に違和感のある方には、大腸兪(だいちょうゆ)への温灸をオススメします。
大腸兪は、骨盤の上を洗浄、背骨から指二本分外側にあります。
目安はベルトの高さですね。
ここに温灸をすると血液の循環が良くなり、筋肉の緊張がほぐれます。
さらにツボ治療を行えばより効果的です。
二足歩行をする人類の宿命病とも言われる腰痛ですが、今さら四足歩行には戻れません。
近年の腰痛患者数は増加傾向にありますが、温灸は予防、治療に有用です。
また、大腸兪は下痢や便秘など大腸の不調にもお勧めです。
大腸兪の「兪」は「注ぐ」を意味します。
このツボは大腸に気血を注ぎ、大腸のいろいろな症状の改善を助けてくれます。
過敏性腸症候群(IBS)は、検査で炎症や潰瘍などの異常が認められないにもかかわらず、下痢や便秘などの便通異常を慢性的に繰り返す疾患です。
原因の一つに緊張やストレスが大腸の動きを調整している自律神経に影響を及ぼすことが上げられます。
腸は「第二の脳」と言われるように、腸と脳の密接な関係があります。
記念は、過敏性腸症候群とセロトニンという神経伝達物質の関係が指摘されていますが、セロトニンはうつ病の人の脳内で非常に少なくなっていると言われる物質でもあります。
体調兪からモグサのエネルギーを入れてお腹の調子を整えることで、神経伝達物質のバランスも整えられていくことでしょう。
余談ですが、便秘は我慢すると排便反射が乱れて慢性化しますので、お知らせが来たら直ぐにトイレに行きましょうね。
温灸指導士、子宝カウンセラー指導士 浅野文太