漢方マメテスト第9回 気滞について 8回舌診の解答付き
|漢方マメテスト第9回 気の流れ
問題
気滞について、正しい方を選びなさい
気滞とは気の流れが(良く:悪く)なっている状態で、原因としては(ストレス:風邪)による事が多く(張る:刺す)ような痛みが出たりします。
痛む場所は(固定している:移動する)事が多く、胃腸にたまると(ゲップ:胃下垂)が起こりやすくなります。
漢方マメテスト第8回 解答と解説
問題
舌診について、正しいものを選びなさい
1)歯痕は脾虚の人に出やすい
2)苔があついのは陰虚の人に多い
3)舌の色が紫色なのは淤血の人に多い
4)舌の色が淡い色なのは血虚の人に多い
5)舌尖があかいのは心の熱であることが多い
1)正解 2)間違い 3)正解 4)正解 5)正解
歯根(舌の周囲の歯の形)は「むくみ」です。
足など、むくむと指で押してもヘコんだままで、戻りにくくなっていますよね。
同じ事が舌にも起きているんです。
むくんで、舌が大きくなって歯に押され跡が残っているんです。
歯根がある場合、漢方では脾虚や腎陰虚で水滞の人に多く、一部はあごが小さい人にもみられます。
陰虚の場合は舌が小さくなり、苔が少なくなる傾向があります。
淤血の場合は舌に淤斑ができたり舌の色が紫にみえます。
また、舌下静脈が太く腫れていることが多いんです。
血虚になると舌の色は赤みが少なく淡い色になります。
舌尖は心を表しています。
舌尖が赤い場合、心に熱があるとされます。
舌ってカラダの状態を簡単に確認できる「センサー」なんです。